築18年を経過した一般木造の浴槽で単純破断ひび割れ修理です、単純破断ひび割れの状態やひび割れの入った部位から経年劣化による単純破断ひび割れと推測されます。 浴槽の樹脂が経年劣化を起こす原因は、主に温度による樹脂の伸び率の関係で浴槽短辺方向の樹脂に負荷が掛かりやすい事によるものです、浴槽の長辺方向の温度によるに膨張は約0.4ミリ膨張するのに対して、短辺側の膨張は0.2ミリで長辺側の膨張による歪が短辺側に集中して起きる事と、同じく浴槽内に水を溜める事による樹脂の膨張が発生しますので、単純に計算をすると1日二回程度の熱による膨張と収縮を繰り返す事と、2日1回程度の水を溜める事による歪が発生します、それ以外にも入浴の際に身体を浴槽に依託する際に発生する浴槽短辺側の歪が蓄積され、使用開始から15年を経過する頃より樹脂疲労の蓄積で突然ひび割れが起きる原因となります。 ひび割れの長さは約40cmで浴槽短辺側背中側部分に入った状態です、経年劣化によるひび割れの特徴は背中側の浴槽短辺又は循環器口の付近に入る事が多く、 線状にひび割れが入るのが特徴です、ご使用開始より15年を経過すると樹脂の劣化が始まり、経年劣化によるひび割れが起きるようになります。 | |
市町村 | 長野県松本市 |
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修理範囲 | 壁面破断ひび割れ40㎝ |
修理料金(諸経費含む) | 77,550円 |
浴槽裏側にアクリル板5ミリをいれ、既存浴槽に固着
ライニング後平滑面作成
既存浴槽に浴槽専用塗料を調色を行い塗装
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